【営業DX】製造業のIT投資はSalesforceによる製販一体化から

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最近では、日本国内でIT化・DX化が推進されています。IT投資には、守りのIT投資と攻めのIT投資があり、日本国内では守りのIT投資を行なっている企業が多いのが実態です。しかし、競争力の高い製造業で戦っていくためには、攻めのIT投資も必要だと言われています。
IT投資を進めることで、営業活動のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することができるので、業務効率化やコスト削減、売り上げ向上などの効果を見込めます。
本記事では、IT投資の基礎知識から、製造業のIT投資の実態、おすすめのIT投資について解説します。
IT投資とは
IT投資には様々な意味があります。具体的には次の5つの投資が挙げられます。
- ハードウェアへの投資
- ソフトウェアへの投資
- ITサービスへの投資
- 情報セキュリティ対策への投資
- その他投資
IT投資と言っても、パソコンやサーバー、ルーター、スマホ・タブレットなどの携帯端末の新規購入や買い換え、リースにかかる費用を指すこともありますし、業務効率化を促進する基幹システムの導入や、システム運用のコンサルティングにかかる費用、クラウドサービス利用費を指すこともあります。
IT投資と聞くと、新しい技術や最新技術を導入することだと感じる人も多いです。しかし、オフィスで利用しているパソコンが古く作業効率が悪いので新しい性能の良いパソコンに買い換えることもIT投資になります。
攻めのIT投資と守りのIT投資
IT投資には、攻めのIT投資と守りのIT投資があります。

守りのIT投資は、主に業務効率化やコスト削減を目的としたものです。具体的に次のような内容が守りのIT投資と言えるでしょう。
- 既存システムの定期的なメンテナンス
- アナログな業務をIT化して業務効率化やコスト削減を目指す
- 法規制や顧客要求へ対応
一方で攻めのIT投資は、新規顧客の開拓や顧客満足度の向上による収益の増加を目指すものです。具体的に次のような内容が攻めのIT投資と言われています。
- サービスや製品の開発強化
- ビジネスモデルの変革
- 新規顧客開拓
- 顧客ニーズに対応して顧客満足度を向上させる
- 事業内容や取扱製品の拡大
攻めのIT投資は、製造業がDXを実現して競争力を高めることを意味します。現在の日本企業では、守りのIT投資の比率が高くなっており、攻めのIT投資に資金を割けていないのが課題と言われています。
製造業のIT投資の現状
製造業ではどれくらいIT投資を行なっているのでしょうか。
一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会が毎年発表している「企業IT動向調査報告書」によると、2021年度の「素材製造」業のIT予算の増減における予測DI(Diffusion Indexes(ディフュージョン・インデックス))値は24.4、「機械器具製造」業の予測DI値は20.1でした。
DI(Diffusion Indexes(ディフュージョン・インデックス))値は、IT予算を「増やす」割合から「減らす」割合を差し引いて求めた値のことです。言い換えると、プラスであればIT投資の増加、マイナスであればIT投資の現象を示しています。
つまり、2021年度の「素材製造」業のIT予算の増減における予測DI値は24.4、「機械器具製造」業の予測DI値は20.1となっていることから、IT投資額が増大していることを意味します。
※出典 一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)企業IT動向調査報告書 2021 ユーザー企業のIT投資・活用の最新動向(2020年度調査)
予算の振り分けとしては、2020年度は「基幹システムの刷新(41.7%)」「デジタル化に向けた対応(38.8%)」「コロナ影響による基盤整備(32.4%)」となっています。2021年度は「コロナ影響による基盤整備」に変わって「新規システム導入(32.4%)」がランクインしており、2020年度内にデジタル基盤を整え、2021年度に新しいIT投資を行なっていることがわかります。
※出典 一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)企業IT動向調査報告書 2021 ユーザー企業のIT投資・活用の最新動向(2020年度調査)
IT投資に限らず設備投資に向ける意欲は製造業がトップ
製造業では、IT投資に限らない設備投資に向ける意欲が非常に高くなっています。帝国データバンクの調査によると、2021年度(2021年4月~2022年3月)に設備投資を実施する予定が「ある」企業の割合は70.1%となっています。2020年度の調査から9.2ポイント増加した値となっており、「農・林・水産」「金融」「建設」などに分類された9業種中でトップの数値となっています。
製造業という括りなく、業種問わずに行われた「予定している設備投資の内容」についてのアンケートでは「設備の代替(41.0%)」「既存設備の維持・補修(33.2%)」「情報化(IT化)関連(30.3%)」となっています。少しセグメントを行なった「1,000人超」規模の企業では「情報化(IT化)関連」がトップとなっていることから、企業規模が大きい傾向のある製造業では、「情報化(IT化)関連」に投資する割合はもう少し高くなるでしょう。
※出典 帝国データバンク2021年度の設備投資に関する企業の意識調査
参考:2021年度の設備投資に関する企業の意識調査 |帝国データバンク
参考:2021年版ものづくり白書(ものづくり基盤技術振興基本法第8条に基づく年次報告) |経済産業省
サプライチェーン・マネジメントの改善の重要性
製造業が攻めのIT投資を行おうと考えたとき、サプライチェーン・マネジメント(SCM)の改善が重要となっています。
サプライチェーン・マネジメント(SCM)は、原材料や部品が製品になって顧客の手元に渡るまでの一連のプロセスを管理することです。製造業は、調達・生産・物流・販売といったプロセスを経て顧客に製品が届きます。そのため、それぞれのプロセスで部分最適を図ることが非常に重要になっています。

日本の製造業では、エクセルを利用してサプライチェーン・マネジメント(SCM)を行なっているケースが多いです。そのため、情報共有や連携がスムーズに行われていないケースも多く見受けられます。また、うまく管理ができていたとしても、長く所属している管理能力の高い管理者によって管理されていることが多く、属人化を課題としているケースが多いです。
不足の事態や人員の変化などに対応できるサプライチェーン・マネジメント(SCM)を行うためには、IT投資によってデジタル技術を導入し、情報共有や連携がスムーズに行えるようにすることが重要です。
サプライチェーン・マネジメント(SCM)は、業務の効率化やコスト削減を目的とする守りのIT投資です。しかし、変化への対応力を高め、販売機会を失わずに売り上げを高める攻めのIT投資とも言えるでしょう。
そのため、競争の激しい製造業界で生き抜くためにはサプライチェーン・マネジメント(SCM)の改善が非常に重要と言えるでしょう。
関連記事 >>【製造業DX】サプライチェーンマネジメントとは?
製造業のIT投資でSalesforceを導入しよう
顧客や市場の要求の変化が収益に影響を与える製造業界では、企業はバリューチェーン全体にわたって透明性と予測可能性を必要としています。Salesforceの「製造業界のトレンド」によると、8割以上の製造業者は「正確な予測のために新しいアプローチと新しいツールが必要である」と考える一方、手作業で情報の管理を行なっているという実態があります。
Salesforceは米国のセールスフォース・ドットコム社が提供する世界No.1の顧客管理(CRM)ツールです。製造業界向け製品となる Salesforce Manufacturing Cloudを提供しており、販売計画や取引先販売予測、目標設定、リベートマネジメントといった業界固有の機能を標準機能として備えているという特徴があります。結果として、販売計画のライフサイクル全体を管理でき、確約された実際の受注数量、予測に対する計画のパフォーマンス、およびその他の時間単位の指標をSalesforce内で可視化することができます。
製造業におけるSalesforce導入のIT投資メリットとして、次の3つの要素があります。
- 顧客管理・案件管理で営業効率化
- 部門間連携でプロセスの最適化
- サプライチェーンマネジメントが実現する
また、今後10年間に向けて「十分な備えができている」と考えている製造業者の大半は、クラウドでシステムを運用しています。他にも、製品やサポート、ソフトウェア、その他のサービスを組み合わせて1つの収益モデルを構築するサービタイゼーションに積極的な姿勢を持っているという特徴があります。
そのため、Salesforceをはじめとしたクラウドサービスを導入することが、製造業のIT投資の選択肢になりうると言えるでしょう。
Salesforce Manufacturing Cloudについて「詳しく聞いてみたい」「自社の課題をどれくらい解決できるか知りたい」「IT投資の効果を知りたい」などがあれば、CCT(コアコンセプト・テクノロジー)にご相談ください。
製造業のお客様が目指すべき姿を実現するために、DX(デジタルトランスフォーメーション)による事業変革の支援をしております。
また、IT投資による業務効率化については次の記事でも解説しています。
関連記事 >>ITシステム活用による業務効率化〜その実態と実践にあたって押さえるべき注意点〜
まとめ:製造業にIT投資は必須!第一歩として「SFA導入」がおすすめ
本記事では、製造業のIT投資について解説しました。サプライチェーン・マネジメント(SCM)は守りのIT投資、攻めのIT投資両方の特徴を持っており、IT投資を検討している人におすすめのIT投資となっています。
特に、SalesforceのSalesforce Manufacturing Cloudは製造業に特化した製品となっているので、情報の一元管理や業務効率化を行いたい場合には検討したい製品の一つです。CCT(コアコンセプト・テクノロジー)では、製造業のSalesforce導入に多くの実績があり、Manufacturing Cloudについて短期間で構築を行うパッケージのご提供をしております。

「IT投資に興味がある」「DX化を推進したい」などございましたら、ぜひ一度お問い合わせください。
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※出典 一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)
※出典 一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)
※出典 帝国データバンク
